お金 ライフプラン 資産形成

【ライフプラン】人生の三大支出を知っておこう ~ ② 住宅資金編 ~

皆さん、こんにちは!

マネポ編集部の林 舞(@hayashi_fp)です☆

 

今回も、ライフプランにおける人生の三大支出についてお話ししていきたいと思います。

皆さんはご自分の将来について、ライフプランは立てたことはありますか?

私たちの人生には、結婚、出産、進学、就職、住宅購入、退職、介護、相続など様々なライフイベントが存在します。

タイミングや必要な金額は人それぞれですが、今回はライフイベントの中でも特に費用が掛かる「人生の三大支出」について確認していきましょう。

 

まず、人生の三大支出とは以下の3つです。

① 教育資金

② 住宅資金

③ 老後資金

 

 

今回は、② 住宅資金についてお話をしていきます。

住宅資金とは、住宅購入費用や諸経費、頭金、繰り上げ返済費用、リフォーム費用などの住宅に関するお金になります。

 

住宅金融支援機構の調査(2019年度)によると、全国平均の建売住宅購入価額は3,494.3万円、マンション購入価額は4,521万円で、住宅購入費に加えランニングコストとして修繕費や維持費などの管理費、固定資産税、火災保険料などが別途必要になってきます。

 

【地域別に見た建売住宅・マンションの購入価額】

● 首都圏 平均 → 建売住宅:3,915.1万円 マンション:5,032.5万円

● 東海圏 平均 → 建売住宅:3,024.8万円 マンション:4,138.2万円

● 近畿圏 平均 → 建売住宅:3,340.2万円 マンション:4,285.1万円

 

住宅資金に関しては、

・ 収入や家族構成、資産状況、年齢によってどのぐらいの物件が購入できるのか

・ どのくらいの金額の住宅ローンを組むことができるのか

・ 住宅ローンを借りる場合は、月々どのくらいの金額なら返済していけるのか

・ 頭金や将来の繰上げ返済はどうしたらいいのか

など様々な視点から総合的に考えていく必要があります。

 

特に住宅ローンに関しては金利がかかるため、頭金はできるだけ多く入れて住宅ローンの金額は少なくした方がいいという意見や、なるべく早めに繰り上げ返済をして早めに返済をした方がいいという意見がありますが、これは一概にどちらが正しいとは言えません。

 

なぜならそれぞれご家庭によって、家族構成、世帯収入、資産額など家庭の状況が全く違うからです

 

また変動・固定などの住宅ローンを選ぶ際にも、その時の金利の動向だけでなく住宅ローン控除などの税金面、手元に資金を置いたまま資産運用をした場合などと比較してトータル的に判断する必要があります。

こうするのが一番正しいという答えがあるわけではありませんが、資金計画の内容によっては何百万円も差が付くことがあるのが住宅資金です。

ライフプラン含めご自身の状況に合わせて、納得のいく住宅資金計画を立てるようにしましょう。

 

今回の住宅資金についても、大まかな金額がイメージできたでしょうか?

次回は、人生の三大支出の「③ 老後資金」についてお話ししていきます。次回もお楽しみに~^^

 

 

林 舞(はやし まい)

宮崎県出身、1986年生まれ、一児の母。

金融知識0から、独学でFP1級習得のコツコツ派FP。
様々なライフプランを経る中で自身のマネーリテラシーの低さに気付き、これからの時代を生き抜く力を身に付けたいとファイナンシャルプランナーの資格を取得。

現在は独立系FPとして、個別相談をはじめマネーセミナー、執筆業務など多方面で活動中。得意分野は、資産運用と保険のコンサルティング。

海外旅行と子供のサッカー観戦が趣味☆

林 舞(はやし まい)をフォローする
- Let's Share the Post♡ -
マネポ -money pouch-

コメント

タイトルとURLをコピーしました