皆さん、こんにちは！
マネポ編集部のウッチーです。
突然ですが、あなたがお金について本気で考え始めたのはいつですか？
・就職してひとり暮らしを始めた時
・転職をした時
・何か欲しい物を買った時
などなど…
みなさんがお金について考え始めるタイミングは様々かと思います。
その中でも、1番最初に真剣に現在や将来のお金について考え始めるのは、結婚を意識し始めたときなのではないでしょうか？
それまでは自分一人の生活の為に必要なお金があれば大丈夫でしたが、結婚後はそうはいきません。
結婚という人生の一大イベントを終えた後にもやりたいことはたくさんあると思います。
そのためにはそれなりのお金が必要ですし、限られた収入の中で、現在の生活だけでなく将来の生活も視野に入れて収支のバランスを取っていく必要があります。
しかし、そんなことは結婚後に考えればいいと思っている人も少なくないと思います。
たしかにお相手の男性の収入や貯金次第で、考え方は大きく異なります。
ただ独身時代のお金の使い方が、結婚後の生活に影響することは結構たくさんあるようです。
今回は、女性の独身時代の生活が結婚後の生活に与える影響について、いくつか見ていきましょう。
ボリューミーな内容のお話となるので、今回は2回に分けてお話ししていきます！
✓ 結婚の初期費用のために貯金を
結婚すると、まずどのようなお金が必要になるのでしょうか？
当たり前のことですが、結婚式を挙げるためにはそれ自体に費用がかかりますよね。
結婚式にかかる費用は大体500万円といわれています。そして新婚旅行に行くのであれば更にお金が必要になります。
この費用については親御さんがいくらか負担してくれるケースもありますが、自分たちの結婚式なので最初から親の援助をあてにする訳にはいきません。
また、結婚式の後にも夫婦2人での生活が待っています。
もともと同棲していないのであれば新しく家具を買い揃えたり、引越しをするのにもそれなりのお金がかかります。
そして、万が一の時のための生活防備資金も準備しておきたいものです。
旦那さんの負担を軽減して幸せな新婚生活を気持ちよくスタートさせるために、ある程度の貯金はしておくようにしましょう。
✓ ローンには上限がある！
ローンとは、金融機関からお金を借りて商品の支払いを先に済ませ、その後に時間を掛けて返済していくものです。
一定の金額を時間をかけて少しずつ支払うことで、大きな買い物をすることができるということが一番のメリットですよね。
一般的なものとして、マイカーローンや住宅ローンがあり、マイホームを購入する際にはほとんどの人が住宅ローンを利用しています。
ただ、ローンは借金や負債と同じで、あくまでも金融機関からお金を借りる制度です。
当然、金融機関は1人の人に無限にお金を貸すことはできません。
金融機関のお金を貸し出す上限の目安として『返済負担率』というものがあります。
これは、年収に対してその人が年間にどのくらいの返済をしなければいけないのかを表した割合です。
この割合が増えれば増えるほど、金融機関はお金を貸しにくくなります。
それは、すでに借金している人にお金を貸してしまうと、返ってこないリスクがあるからです。
では、このローンが結婚後どういったときに影響があるのでしょうか？
それは、マイホームを購入するときです。
先ほども述べたように、マイホームを購入する際には何千万円という大金が必要になるので、ほとんどの人が住宅ローンを利用します。
住宅ローンも他の借り入れと同じように、返済負担率によって上限が決められています。
もし、購入したい物件が旦那さんの年収だけでは借り入れができない場合、奥さんを連帯債務者（一緒に返済する人）として借入する方法があります。
しかし奥さんが別でローンを借りていると、その制度が使えなくなる可能性があります。
ローンを組むのは悪いことではありません。
実際にローンを組まないと買えないものもたくさんあります。
ただタイミング悪く複数のローンが同じ時期に重なってしまうと、うまく利用できない場合もあるので、タイミングを見計らって上手に利用しましょう。
また、住宅ローンの借り入れにはその人の属性が非常に大切になってきます。
属性とは信用の状態を表し、その人の年齢や年収、勤めている会社の規模や勤続年数などで判断されます。
ですので、転職をしたばかりだと借り入れをしにくくなる可能性もあるのでその点にも気をつけましょう。
今回は、結婚時にかかるお金の話とローンについてのお話しでした。
「独身時に考えておきたい！結婚後に影響を及ぼすお金のこと ②」では、出産後の働き方や国民保険と健康保険の違いなどについてお話ししていきます！
お楽しみに～^^
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