皆さん、こんにちは!
マネポ編集部の小畠 玲奈(@reina.kobatake)です☆
いまや、多くの方が利用しているiDeCo(個人型確定拠出年金)。
加入者は右肩上がりで増えています。
しかし、仕組みをあまり分かっていない方や、制度を十分に活用できていない方も多いように思います。
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは…
掛金を自分自身で運用しながら積み立てていき、将来に備える私的年金制度のこと。
いくら積み立てるか、どんな金融商品で運用するか、どのように受け取るか、すべて自分自身で決めることができる制度。原則60歳以降に受け取り可能。
確定拠出年金の特徴は、運用商品を自分で選択できるところです。
「元本確保型」の商品と「投資信託型」の商品があり、どちらを選ぶかは自由となっていますが、確定拠出年金の加入者のうち、iDeCoでは44.3%(※)の人が「元本確保型」で運用しています。
※運営管理機関連絡協議会「確定拠出年金統計資料(2021年3月末)」より
「元本確保」、、、いかにも安全な名前ですよね!
私も何も知識がないうちは、きっとこれを選んでいただろうなと思います。
だって減るの嫌ですもん…。せめて元本は確保してほしい…。笑
でも、そんな私のような方は少し注意が必要です。
こちらの商品は、確かに元本は確保されていますが、大きく増える運用でもありません。
銀行の預貯金と性格は同じです。
iDeCoの場合、加入時にかかる手数料や毎月の運用にあたっての口座管理手数料などがかかり、拠出した金額から差し引かれますが、元本確保型の商品の金利ではこれに追いつかないため、結果として元本割れとなってしまうのです。
よく、iDeCoを始めたものの、資産が減っているので良い印象がないという方がいますが、それらが原因かもしれません。
元本“確保”のはずなのに、減っている。
なぜだー、と叫びたくなる現象ですが「増えない商品を選んで、そこに手数料がかかっている」ということなので、実は理由は明確です。
確かに手数料が引かれても、所得控除があるのでトータルではマイナスにならない、という言い分もあるかもしれませんが、せっかくの所得控除のメリットを手数料分失うのはもったいない。
確定拠出年金を受け取ることができるのは、原則60歳以降です。
長期で運用できるせっかくの機会ですので、「投資信託型」も選んでみましょう。
リスクを抑えながら運用できる商品もありますので、まずは配分を少しずつ変えてみてはいかがでしょうか。
未来の自分へ、今の自分からのプレゼントですね☆
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