お金 資産形成

【資産形成について学ぼう】投資信託ってなに?②

皆さん、こんにちは!

マネポ編集部の林 舞(@hayashi_fp)です☆

 

今回も、前回に引き続き「投資信託」についてお話ししていきます。

 

 

 

前回は、投資信託の基本的な仕組みや特徴をお話ししました。運用自体は運用のプロが行ってくれるというのが投資信託ですが、商品選びは自分で行わなければならないというお話でしたね。また日々価格が変動し、元本保証はありません。

 

そういった投資信託ですが、運用をプロの方にお任せするのでそこにはコストが発生します。また利益が出たら税金も取られます。ファンドの種類によってかかるコストも変わってきます。

 

今回は、投資信託にかかるコストや税金、二つのファンドの種類について見ていきましょう^^

 

 

2. 投資信託に係るコストと税金について

投資信託は購入時、保有時、売却時などのタイミングによって、手数料や税金などのコストが発生します。

 

購入時手数料

投資信託を購入する際に、販売会社に支払う費用のことです。

基準価額のおおよそ0~3.5%程度が一般的ですが、手数料率は販売会社が自由に決めることができるため、同じ商品であっても異なることがあります。また販売手数料がかからない投資信託のことをノーロード・ファンドといいます。

 

信託報酬

信託報酬とは、財産を運営・管理してもらうためにかかる手数料のことで、投資信託を保有している間ずっと支払い続けます。全ての投資信託において発生し、年率0.2~3%(税別)程度が主流で毎日計算され信託財産から差し引かれます。

 

税金について

途中換金や売却時の利益については、譲渡所得として20.315%が課税されます。

例えば100万円の利益が出たら、約20万円が税金で取られ約80万円が手元に残るイメージです。

税金については取引口座によって違いがあり、iDeCoやNISA口座などの非課税口座で運用した場合は税金はかかりません。

 

 

3. インデックスファンドとアクティブファンド、それぞれ何が違う?

投資信託には、大きく分けて二つのファンドの種類があります。

 

指数連動型のインデックスファンド

インデックスファンドとは、簡単に言うと指数の値動きに連動するように作られた投資信託のことです。

連動する指数としては、以下のようなものがあります。

 

・日経平均株価
・東証株価指数(TOPIX)
・東証REIT指数
・S&P500(米国を代表する500社)
・MSCIコクサイ(日本以外の先進国株式)  など

 

インデックスファンドは、指数と連動するように作られているため基本的にはゆったりとした値動きになるのが特徴です。iDeCoやつみたてNISAなどで運用していく場合は、こちらのインデックスファンドが中心となります。

 

定めた指数よりも上回る運用成績を目指すアクティブファンド

アクティブファンドとは、定めた指数を上回る運用成績を目指すファンドのことで、その名の通りアクティブな値動きをする投資信託のことです。

 

インデックスファンドと違い、調査や分析により厳選された銘柄・運用先で運用されていきますが、一般的に値動きはインデックスより激しくなり、大きく利益が出ることもあれば大きな損失が出ることもあります。またアクティブの方がファンドマネージャーの手間がかかるので、一般的にはインデックスよりも信託報酬が割高になります。

 

インデックスとアクティブについては一概にどちらが良いというものではなく、中身やコスト、リスク・リターンなど様々な視点から商品を比較する必要があります。

 

 

今回は、2回に分けて投資信託についてお話ししました。大まかにですがイメージできましたでしょうか?

 

今後も資産形成について学ぼうシリーズでは、様々な金融商品について解説していきます。

一緒にお金の知識を増やして、賢く資産形成をしていきましょうね!^^

林 舞(はやし まい)

宮崎県出身、1986年生まれ、一児の母。

金融知識0から、独学でFP1級習得のコツコツ派FP。
様々なライフプランを経る中で自身のマネーリテラシーの低さに気付き、これからの時代を生き抜く力を身に付けたいとファイナンシャルプランナーの資格を取得。

現在は独立系FPとして、個別相談をはじめマネーセミナー、執筆業務など多方面で活動中。得意分野は、資産運用と保険のコンサルティング。

海外旅行と子供のサッカー観戦が趣味☆

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