皆さん、こんにちは!
マネポ編集部の林 舞(@hayashi_fp)です☆
今日は、子育てについてお話をしてみたいと思います。
私自身一児の母であり、日頃から様々な育児本や子育てに関する本に触れる機会がありますが、今回は「モンテッソーリ教育」という教育法についてご紹介します。
皆さん「モンテッソーリ教育」という言葉はご存じですか?
こちらは、イタリア初の女性医師であり教育家でもあるマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法で、「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在が前提となっています。
簡単に説明すると、モンテッソーリ教育が目指す目標とは何なのか、子どもはどこに向かって発達していくのかというと、「子どもが自分自身の力でジリツすること」を目標としています。
この「ジリツ」には2種類あり、一つは自分のことを自分でできるようになる「自立」。
もう一つは、自分で自分を律する、コントロールできるようにする「自律」です。
モンテッソーリ教育には様々な目標や特徴がありますが、この子ども自身のジリツする力を助けるという考え方が大前提となります。
例えばどうでしょう、生まれたばかりの赤ちゃんでも教えていないのにミルクの飲み方を知っていたり、歩き方を教えていないのに自らの力で歩こうとしたりしますよね。
モンテッソーリ教育では、子どもは毎秒、毎分かけて自分で自分を発達させ、24年間かけて、24歳までにジリツに向かって歩いていくと考えられています。
また私たち親は子どもに代わって、代わりに歩いてあげることも、勉強してあげることも、自立してあげることもできません。その子自身が、自分の力で、心で、精神でジリツをしていくしかないんです。
モンテッソーリ教育は早期教育や英才教育と考えられがちですが決してそうではなく、あくまでも子どもに寄り添い子ども自身の力を支える、援助するという考え方で成り立っています。
私たちは子育てをしていく上で、教育や教えというとどうしても上から目線で、上の立場から子どもに物事を伝えがちですが、そうではなく私たち親ができることは、子ども自身の力を信じる、助ける、そして支えるということではないでしょうか。
日頃つい口うるさく小言を言ってしまいがちですが、子どもには子供の考え方や価値観があり、自分の力で自分をより良く成長させようとしています。
私自身日頃から心がけているのは、まずは子どもの話にきちんと耳を傾ける、子どもに対しても一人の人間として向き合い、価値観や考え方を大切にするということを意識しています。
なかなか思うようにいかないのが子育てではありますが、親の考え方一つでも子どもの可能性や選択肢は広がっていくのではないでしょうか☆
今回は、モンテッソーリ教育の考え方についてご紹介しました。
子育てをしていく上で、考え方の一つとして是非参考にしてみて下さいね^^
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