編集長のひとりごと

【編集長のひとりごと Vol.4】僕にとっての「時間」

みなさん、こんにちは。

マネポ編集長のゆういちろうです。

 

編集長としての文章は本当に久々で、書こう書こうと思いながら忙しさを理由に先延ばしにしてきました。

この原稿も、締め切りから3週間が過ぎてしまっています(笑)

マネポ女子メンバー達からの白い目もなんのその…

みなさんは決して真似ポしないで下さいね!←

 

 

さて、私ごとですが、昨年は本当によく働きました。

長年取り組んできた仕事の成果がでたり、目標としていたような大きなご契約もお預かりすることができました。

やはり心から思ったことは実現するのだなと、心底思える一年でもありました。

その一方で、懇意にしていた尊敬する経営者の方が突然他界されたり、人の命の儚さを感じた一年でもありました。

 

年末年始の静けさの中で、久々に取れた自分の時間で少し考えてみました。

自分にとって一番大切なものってなんだろうか…

家族や友人や会社の仲間たち…

お金…

いくつも浮かんできますね。

 

その中で際立って大切にしたいもの…

それは「時間」でした。

 

ある本によると、人生80歳まで生きたとして4000週間あるそうです。

たった4000週間なのか…

4000週間もなのか…

僕は46歳になったので、なんともう2000週間を切っている…

とても少ない気がしてきます。

 

昨年は多くのタスクをこなすため、効率性を求め様々な工夫をしてきました。

脳科学的に、やってはいけないと言われているマルチタスクもしばしば…

それでも終わらない仕事に辟易している自分に達成のご褒美を用意しても、そのご褒美を受け取る時間がない…

もう病気ですね。

 

そして一つ分かったことがあって、どんなに効率的に仕事をこなしても、次はそれを上回るようにして新しい仕事が発生するということ。

ということはこれ、一生続くということなんですね。

だからこの仕事を効率的に終わらせたら、休暇を取ろうなんてことはナンセンスだということ。

休暇を取ろうとするなら、仕事が終わってようが終わってなかろうが取るということ。

 

しかも余裕の気持ちで取ることが必要。

人は、便利さや効率性を手に入れた代わりに時間を失ったという…

時間を得たのではないんです。

大きな矛盾を作ってしまったんですね。

 

これ、みなさんはどのように考えますか?

僕はもう耐えられないと思ってしまいました。

明日、この世から居なくなってしまうかもしれないのに、今日も未来の何かのご褒美のために効率性を求めている自分…

とても滑稽です。

 

なので僕は考えました。

仕事を終わらそうと思うこと自体辞めよう。効率性を求めることも辞めよう。

もっと大きな無駄の中に身を置こうと。

 

だから今は、昼間から会社の近くでbeerを飲みながらコラムを書いています。

書き終わるかどうかは、分からない(笑)

そうしたらとても気が楽になりました。

 

そしてこんな夢想をしています。

社員さんたちとの会話にもっと没頭しよう…

本を読むことに没頭しよう…

街をもっとボーっとして歩こう…

信号待ちで鼻歌をうたおう…

電車に飛び乗るのをやめよう…

目の前の人の顔をもっとよく見よう…

 

もっとこの世界をリアルに感じたい…

今をもっと信じていきたい…

僕たちは、未来ばかりを信じすぎているのかもしれません…

 

誰かが、「効率を求めるなら死んだ方がいい」と言っていました。

今はなんとなく、その真意のほんの触りの部分だけ理解できたように思います。

 

そもそも終わらすつもりがなかったコラム執筆を、なんとか書き終えました。

最後に、今年もマネポをよろしくお願いいたします。

 

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