編集長のひとりごと

【編集長のひとりごと Vol.2】お盆に思ったこと

みなさん、こんにちは。

マネポ編集長のゆういちろうです。

 

たまに急に食べたくなり、歩いて「神田まつや」まで行きました。

創業明治17年だから、137年続く老舗のお蕎麦屋さん、半分は汁をつけずに食べてしまうほど、蕎麦の香りが豊かで喉越しも素晴らしくよいです^^

かの池波正太郎も足繫く通っていたというだけあって、お昼時には行列ができていることも多く、少し時間をずらしていかないと並ぶことに。

 

明治17年と言えば、、僕の大好きだった坂本龍馬が亡くなってから17年後にお店はスタートしたことになる…

確か僕が16、17歳の頃だったと思うのだけど…

この坂本龍馬の生きた幕末の時代に異様に興味をもって、のめり込んで胸熱くした時期があった。

司馬遼太郎から始まって、あらゆる本や漫画を読み漁って、自分はこれからどんな風に命を燃やして生きていこうかと思いを巡らせていたものです。

 

そこで今になって思うことは、龍馬って「老後」のこととか考えてたんだろうか?笑

 

僕らは仕事柄この「老後」とか「セカンドライフ」とか、はたまた若い人たちには「FIRE」とかの言葉をよく使う…けれど、、、

龍馬は「老後」のことなど考えたことなかったのだろうか…

この時代、一体どのくらいの若い人たちが「老後」のことまで考えることができたのだろうか。。とふと思う。

 

そして、老後2,000万円問題とか、、なんだか幕末のことを考えていると、、少し滑稽に思えてくる。

彼らは明日の命が分からなかったから、とにかく今を生きた、というか生きるしかなかった。でも、それは僕らも同じなのではないだろうか…と思う。

 

僕に「老後」があると誰が保証できるのだろうか。

 

明日の命が分からないのは、今も昔も変わらない。

ただ今はあまりにも平和なため、明日の命が保証されているような錯覚をしやすい時代なだけなのだと思う。

「長生きリスク」とか僕らの業界の人たちはよく使うけれど、長生きリスク?当たり前に使っている言葉に疑問を持ってみたくなる…

老後のために今を生きろというように聞こえてくる。

 

40代も半ばに差し掛かってきて、切に感じることは、時が過ぎるのが相当に早いこと、それは誰もがそう思うこと、、だとしたらもっと今に集中したい。

いつも思う、どんなに精一杯やっても、もっとできたなって。

 

だから、今もっと集中して生きて、今を味わいたい。

勝負するのは他人じゃなくて、いつも昨日の自分。

そう思うと、老後って言葉はなくなるような気がする。

 

そして、資産運用もできたら老後のため…にはしたくない。

今をよりよく生きるためにお金を運用し、生きた形でお金を使いたい。

命も同じではないだろうか…

お金も命ももっと生かして次の世代に繋げていきたい。そんな風に思う。

 

お盆になるといつも心の中で問いかける言葉がある…

「おじいちゃん、おばあちゃん、ご先祖様、お元気ですか?僕の命の使い方は間違えていませんか?」

ってね(^^)

ありがとうございます♪

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